夜の筋トレ
小生とYさんの夜のアポロトレーニングが始まりました。
小生と違ってYさんは、肩を壊しているとはいえすごく前向きで、どうにか野球で身を立てようという意思が強かったです。
そして小生にいつもこう言ってました。
「俺達は幸せなんだ、好きな野球を仕事にしてるんだぞ。周りは、野球をやりたくてもみんな辞めて言っただろう。俺達は、選ばれた人間なんだ。」
また、こんなこと言ってました。
「俺も、お前も練習生だけど、今年は肩の治療をやりながら、来年はほかの球団も視野に入れて野球を続けるための準備だと思えばいいんだ。」
このポジティブな考え方にいつも頭が下がりました。
しかし、そうは言っても小生の野球に対する気持ちはもうさめていたのかもしれません。Yさんの言葉を聞けば聞くほど、小生ごときが、この世界にいること自体失礼じゃないかと落ち込んで行きました。
それに肩の痛さも、球団からの扱いも(練習生)変わるわけもありません。
そんな時でした。小生は、目的と言う目的もないまま、夜な夜な寮を抜け出しては、酒場へと繰り出すようになっていきました。
寮を抜け出したのは、故障者は、外出が禁止されていたからです。
Yさんとのトレーニングが終わった後、寮の塀を乗り越えて夜の街へと出ていくのですが、戻ってくるのはほとんど朝方でした。
もうほとんど自分を見失っていました。
教訓 落ちぶれるときはトコトン落ちろ!
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)


最近のコメント